プロミスでは、毎月選んだ期日までに約定返済をする必要があります。しかし、急な出費や収入減などで、返済が苦しくなってしまうことは多々あります。
そんな時のために、今回はプロミスの返済に延滞しそうになったときに役立つ裏ワザをご紹介します。くれぐれも、返済が遅れそうだからといって、無視をするのはデメリットが大きいのでやめておきましょう。
今回は、ひとまずプロミスの返済に遅れるデメリットについてご紹介します。
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プロミスの返済に遅れるデメリット
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プロミスの返済に遅れる大きなデメリットは上記の3点です。
何度も返済が遅れたり、長期的に返済を延滞したりした場合には、プロミスから契約を強制解除される恐れがあるのでご注意ください。
また、普段はプロミスから連絡が入ることはありませんが、返済が遅れてしまうと、電話や郵送が届く可能性があるのでご注意ください。
他社の遅延損害金と比較
業者 | 遅延損害金 |
プロミス | 20.0%(実質年率) |
アイフル | 20.0%(実質年率) |
アコム | 20.0%(実質年率) |
三菱東京ufj銀行 | 14.6%※(実質年率) |
みずほ銀行 | 19.9%(実質年率) |
レイク | 20.0%(実質年率) |
※限度額に応じて変動
プロミスだけでなく、キャッシング業者では、返済が遅れるとあらかじめ設定された遅延損害金が発生します。消費者金融であれば、法定金利である20.0%で設定している業者が殆どです。
遅延損害金は、通常の利息と合わせて発生するため、遅延している期間は利息が通常時と比べて2倍以上のペースで発生します。長期的に延滞してしまうと、遅延損害金だけで莫大な金額になってしまうため、万が一延滞してしまった場合でもすぐに返済するようにしましょう。
信用情報に傷がつくとどうなる?
プロミスに限らず、キャッシングの返済に遅れると、信用情報に記録が残ってしまいます。
数日の遅れであれば、信用情報審査に大きな影響を与えることもありませんが、何度も繰り返したり、延滞が長期に渡ったりすると、信用情報の評価を著しく落としてしまうことになります。
信用情報に傷がついてしまうと、他のキャッシングやカードローン、クレジットカードの審査に通りにくくなってしまうので注意しましょう。中でも3カ月以上返済が遅れてしまうと、事故情報として記録が残り、事故情報が消えるまであらゆる信用審査に通らなくなります。
返済の延滞による事故情報は、完済してから5年経たなければ消えないので、くれぐれも注意しておきましょう。
限度額の増額審査が難しくなる
返済を延滞すると、キャッシングの限度額を増額しようと思っても審査になかなか通ることができなくなります。通常の審査でもそうですが増額の審査ではさらに信用が重要になるため、きちんと返済ができない方には増額の案内が来ないと思ってください。
それでも増額したい場合は、ご自身の会員サービスページから申し込むことになります。しかし審査に通れない可能性は高いので、プロミスのキャッシング限度額を上げる以外の選択肢を考えるべきかもしれません。
例えば他の消費者金融へ新規で申し込む、銀行カードローンへ借り換える等があります。しかしこれらも審査が必要になるので、やはり一番は「返済の延滞をしないこと」としか言いようがありません。
2か月以上の延滞は一括請求の可能性も
プロミスの場合、返済の延滞が2か月以上から借入残高の一括請求、つまり強制徴収の連絡が送られるようになります。
それすらも無視を続けると、いずれプロミスから訴えられます。「借金なんて無視し続ければ返済しなくても良くなる」と考えている方もいるかもしれませんが、それは違法な金利設定をしているヤミ金だけです。
一方、法律を遵守している大手消費者金融の場合は違います。プロミスからの「精算催告書」に対応しなければ、次は裁判所からの「特別速達」が送られてきます。この段階まで行くと異議申し立て等はできません。確実に訴えられてしまいます。
返済の延滞は事前に連絡するようにしよう!
返済に延滞しそうという時は、プロミスに返済が遅れる旨連絡しておくようにしましょう。
キャッシングでは業者との信頼関係が一番大切なので、遅れるにしても一言連絡を入れておけば信用評価を大きく落とすこともありません。
また、プロミスでは電話だけでなく、web上で返済の延滞を申請できるため、精神的な負担も軽く済みます。
プロミスなら約束日を設定してくれる!
プロミスに返済が遅れるよう連絡すると、新しく約束日を設定できます。約束日までに返済を行えば、プロミスから電話や郵送が送られることはなく、信用情報に大きく傷をつけることもありません。
しかし、約束日を設定したとしても、返済が遅れた分は遅延損害金が発生するので注意しておきましょう。
借り換えローンを利用するのもあり!
プロミスの返済に間に合わないという方は、借り換えローンを利用してもいいでしょう。
借り換えローンとは、現在抱えている借金の同額を他社から借り入れて一括返済するものです。通常であれば、金利の高いキャッシングから、金利の低いキャッシングへ乗り換えることを目的としています。
しかし、返済が遅れそうな場合でも、借り換えをしておけば、一円も支払うことなく返済期日を先延ばしすることが可能です。大手消費者金融であれば、最初の利用では30日の無利息期間も適用されるため、利息が発生することもなくお得です。
借り換えローンを利用するなら消費者金融?銀行?
借り換えローンは金利の低い業者へ乗り換えた方がお得なので、消費者金融よりも銀行カードローンの方がお得です。しかし、銀行カードローンは審査が厳しく、すでに借金を書かせている状態では、より審査にも通りにくくなってしまいます。
一方、消費者金融であれば、銀行と比べて審査に通りやすいため、借金を抱えていても一定の収入があれば審査には通ります。
ただ、消費者金融では年収の3分の1以上借り入れてはいけないという縛りがあるため、年収の1/3ぎりぎりまで借金を抱えている方では審査は難しいでしょう。
借り換えをする際に気をつけることは?
借り換えをする際には、必ず元々抱えていた借金を一括返済するようにしましょう。
一回の返済分だけ他社から借りたのであれば、それは借り換えではなく、ただの多重債務です。借金は返済先が増えれば増えるほど、返済できなくなるリスクが高くなってしまいます。
プロミスなどのキャッシングを利用する際には、出来る限り借入先を少なくする意識を持つようにしましょう。
延滞が続くようなら債務整理を検討しよう
借り換えローンやおまとめローンの利用が難しいようであれば、債務整理を検討しなければいけません。
借り換えやおまとめもローンの1つなので、もちろん審査に通る必要があります。しかし返済の延滞が多いと、これらの審査に通るのは困難です。なぜなら延滞によって信用実績がないからです。
こうなってしまうともはや自分の収入だけではどうにもならないことが多いので、早めに債務整理の手続きを始めるべきです。
まずは法律相談事務所へ問い合わせよう
債務整理というと聞き慣れないものかもしれませんが、要するに「返済がきついから法律の力で負担を軽減したりなくしたりする」というものです。示談で済むものから裁判所に書類を提出するものまであり、皆さんが想像しているような「裁判」を行うことはないので安心してください。
近年、キャッシングの利用者が増えてきたことで、債務整理の利用者も増えています。そのため、法律相談事務所でも債務整理の対応に力を入れているところが増えてきており、インターネット上で気軽に検索と相談ができるのでおすすめです。
相談は基本的に無料としている弁護士事務所が多いので、友人に相談に乗ってもらうくらいの軽い気持ちでまずは電話を掛けてみましょう。料金についても成果報酬としているところが多いため、相談しているときは気にしなくても大丈夫です。
債務整理を行うと具体的にどんなメリットがあるの?
結論から言うと、利息をカットすることができたり借入残高を減らしたりすることができます。債務整理はその施策によって大きく3つに分けられます。
①任意整理
任意整理は、利息をカットして元金だけの返済にできる法的手続きです。自力で完済したいけども、金利が高い等の理由で利息を払うのが難しいという方におすすめです。
また、この手続きは依頼者の利用している貸金業者と弁護士の話し合い示談で終わるため、申し込みやすいというメリットがあります。債務整理を利用する方の大半が、この任意整理で延滞金をカットすることができています。
②民事再生
民事再生は、大幅に減額した借金を3年間で分割して返済できるようにする法的手続きです。全額返済とまではいきませんが、継続して返済を続けることができる方は減額した分だけ返済することができます。
ただ返済期間は3年間と決まっています。これを延滞することはできないので、気持ちを一新してきちんと返済ができる方が利用できます。
③自己破産
自己破産は、返済が不可能と認められた場合に借金の返済義務がなくなる借金の返済義務がなくなる法的手続きです。一切の借金がなくなるので、それ以降の自身の収入をすべて生活費に充てることができます。
しかしその分デメリットもあります。端的に言うと、財産の差し押さえや職業の制限があります。生活に必要なモノを除きすべてのものが無くなる代わりに、第二のスタートができると思ってください。
まとめ
プロミスは約束日をwebで設定できるなど、返済の延滞に対してかなり優しい業者です。連絡をせずに返済が遅れた場合でも、2~3日経たなければ自宅へ郵送することもないので、うっかり忘れて家族にばれてしまう危険性も少ないです。
とはいえ、何度も返済を遅延していると信用情報の評価もマイナスになってしまいます。借り換えなどを利用してお金が苦しくても返済の延滞はなるべく避けるようにしましょう。