プロミスは消費者金融なので審査も甘いと思われがちです。
しかし、大手消費者金融では、実は申し込み者の半数以上が審査に落ちてしまうというのはご存知でしょうか。そのため、審査基準をあらかじめ把握しておくことが重要なのです。
そこで、今回はプロミスの審査基準と、審査を早く終わらせるコツをご紹介します。
その他に、キャッシングの審査をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。(キャッシングの審査が不安なあなた!審査の裏側と通りやすくなるコツを紹介!)
プロミスの審査は消費者金融の中では厳しい?
プロミスの審査は、大手消費者金融の中で一番通りにくいと言われています。公式で発表されている審査通過率でも、プロミスは一番低い数字となっています。
しかし、プロミスは大手の中では一番金利が低く、ポイント制でいつまでも利用できる無利息期間があるなど、お得なサービスがたくさんあるためおすすめです。
お得にキャッシングを利用したいという方は、事前に審査の準備をしてプロミスに申し込むようにしましょう。
大手消費者金融の審査通過率
業者名 | 審査通過率 |
アコム | 50.2% |
アイフル | 46.4% |
プロミス | 43.5% |
※2016年11月データ
大手消費者金融の中ではアコムが審査にもっとも通りやすく、アイフルとプロミスが続く形となっています。
とはいっても、消費者金融の審査に落ちてしまう人の中には多重債務者やブラックが多いため、大きな借金を抱えていない収入のある方であれば、キャッシングの審査は通る可能性は高いので過度に心配する必要はありません。
最近では、とにかくキャッシングの審査は甘いと印象づけようとしているサイトが多く存在します。
本当に審査の甘いキャッシング業者なんてあるの?と思う方はこちらの記事を参考にしてください。(審査の甘いキャッシング業者って、よくネットで紹介されているけど、本当に審査が甘いキャッシングなんてあるの?)
銀行カードローンの審査通過率
およそ20~30%前後です。
大手消費者金融は上記のように、審査通過率を「成約率」として公開していますが、実は銀行は通過率を公開していません。そのため正確な通過率は明らかではないのですが、消費者金融よりも低いことは経験から言って確かです。
参考に、新生銀行レイクは唯一審査通過率を公表しており、2016年9月の時点で33.3%の審査通過率となっています。レイクは銀行カードローンの中でも金利が高く審査に通りやすいので、その他の銀行カードローンはさらに審査通過率が低いことが伺えます。
プロミスの審査基準はなぜ厳しい?
プロミスは他の大手消費者金融と比べて、なぜ審査基準が厳しいのでしょうか。
それには金利の安さや、プロミスの業界内での立ち位置などが関係しているようです。
金利が低く設定されている
プロミスの上限金利は17.8%と、大手消費者金融の中では最安値です。
通常、キャッシングの金利は審査通過率と比例しており、金利が低くなればなるほど、審査が厳しくなってしまいます。
審査が甘ければその分返済リスクの高い顧客が多くなり、踏み倒しや債務整理が行われる確率が増えます。そのため、業者側も利益を確保するために金利を高く設定するのです。
逆に、審査が厳しければ、完済される確率も高くなるため、金利を低く設定しても利益を確保しやすくなります。たった数%の金利差でも、審査の通りやすさには大きな影響を与えます。
すでに多くの顧客を獲得している
貸付残高や顧客数において、プロミスはアコムと並んで消費者金融業界の中では最大手です。そのため、新規顧客獲得でそこまでリスクを冒す必要もありません。
また、アコムは審査の通りやすさを武器に、積極的に新規契約と貸付を増やしていますが、プロミスではその代わりに金利の引き下げや、無利息期間サービスの充実などを行って、顧客満足度を高める戦略をとっているのです。
プロミスの審査に通らない人たちの特徴
プロミスの審査に通らない人たちには何かしら理由があります。
ここではプロミスの審査に通らない人たちの特徴をご紹介します。
多重申込をしてしまっている
短期間に申し込みをし過ぎると、審査に通るのが難しくなってしまいます。
私たちからすれば「どれか1つが契約できればいいや」という気持ちかもしれませんが、貸金業者からすれば「この人こんなに申し込んでどれだけお金に困っているんだ」という風に見えてしまいます。
申込情報も貸金業者の間で共有されており、誰がどこのキャッシングへ申し込んだか等の情報は筒抜けです。できれば一度に申し込むのは1,2社までにしておきましょう。
年収の3分の1以上借金を抱えている
プロミスは貸金業法の総量規制が適用され、年収の3分の1以上の限度額で貸し付けを行うことが出来ません。
そのため、すでに借金が年収の3分の1を超えている方はキャッシングの審査には通らないのです。
現在抱えている借金は、信用情報で業者側は把握することが出来るため、ばれないように隠し通すことは出来ません。
年収の3分の1以上借金を抱えている方で、どうしても融資を受けたいという方は、総量規制の対象外となる銀行カードローンや、おまとめローンへ申し込むことをおすすめします。
過去の融資で返済遅延などのトラブルがある
過去の融資で返済遅延などのトラブルがあり、信用情報に記録されてしまった場合には、審査に落ちる可能性が非常に高くなります。
通常、数日間の返済遅延であれば、信用情報に記録が残ることはありませんが、回数が多かったり、遅延期間が長引いたりすると、信用情報に記録されるため注意しましょう。
特に、3カ月以上返済の遅延が続いた場合には、金融事故として記録されてしまい、ブラック扱いとなってしまいます。
一度ブラックになると5年間は記録が消えないため、返済の遅延には気をつけるようにしましょう。
債務整理の経験がある
過去に債務整理をしたことがある方は、信用情報に記録が残っている限りキャッシングの審査には通りません。
債務整理は種類によって記録が保持される期間は変わりますが、最低でも5年間は記録が保持されるようになっているのでご注意ください。
プロミスの審査に通るためには?
プロミスの審査はいくつかのコツを把握しておくだけで、審査に通る確率を上げることができます。
確実に借り入れがしたいという方は、ぜひここで紹介するコツを実践してみてください。
電話での在籍確認をうける
プロミスでは、電話での在籍確認に要望がある場合には、事前相談に応じています。
しかし、審査を早く終わらせるという観点で見ると、在籍確認は電話で受けた方が業者からの信頼を得ることができます。
収入証明書を提出すると審査がスムーズ?
プロミスでは限度額が50万円を超えない限り、収入証明書の提出が義務付けられることはありません。
しかし、不安な方は収入証明書を提出した方が審査はスムーズになります。
特に収入が低い方は、数カ月分の収入証明書を提出することで安定性をアピールすることができ、審査がスムーズになるのです。
まとめ
プロミスの審査は銀行カードローンと比べると通過率は高いですが、半数以上の申込者が落ちているというのも事実です。
ただ、大手消費者金融の中では金利が少し低く、審査通過率もそれほど変わらないのでおすすめです。
キャッシングの審査が不安という方は、しっかりと事前に対策をしてプロミスに申し込んでみてはいかがでしょうか。