皆さんは「借金」という言葉に対して、どのようなイメージを抱いているでしょうか。
ほとんどの場合、借金は「してはいけないものだ」というように教わってきたはずです。このページを作った私もそう教わってきました。
しかし、お金は急になくなることがあれば、急に必要になるときもあります。その時にいざ頼れる選択肢の1つに、プロミスのような大手消費者金融を候補にしておくと助かるときもあります。
そこで今回は、プロミスで借金をする際の一連の流れをご紹介いたします。
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プロミスに申し込む
いざプロミスに申し込むとなると、「まずは店舗に足を運ばないといけないのかな?」と思うかもしれませんが、外出しなくても申し込むことができます。
ホームページからのWeb申込
さて、今回はプロミスのホームページから申し込むイメージでご説明いたします。
ホームページを開くと、右側に「新規お申込み」というわかりやすいオレンジ色のボタンがあります。
いきなり申し込むのは不安という場合は、「はじめてのご利用」から順を追って説明書きをご覧いただければ安心できます。
【完全版】Web申込の流れ
Web申し込みを選択した場合、下記のような内容を記入することになります。
- お客さま情報
- 自宅情報
- 勤務先情報
- ご契約方法の選択
- お借入れについて
- メールアドレス・パスワードの登録
- 審査結果のご連絡について
- 書面の受取方法について
- アンケートにご協力ください
ちなみにWeb申込では、上記のうち「お客さま情報」「自宅情報」「勤務先情報」「ご契約方法の選択」「メールアドレス・パスワードの登録」「書面の受取方法について」の6つに加えて、「お申込みに関する連絡先について」を記入します。
各内容の詳細は以下の通りです。
①お客さま情報
- 氏名
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 家族構成
- 子供の有無
- 電話番号(任意)
- 自宅電話の有無
- 運転免許証交付の有無
②自宅情報
- 郵便番号
- 自宅住所
- 自宅住所(フリガナ)
- お住まいの種類
③勤務先情報
- 雇用形態
- 勤務先名
- 勤務先名(フリガナ)
- 郵便番号
- 勤務先住所
- 所属部署(任意)
- 電話番号
- 社員数
- 最終学歴
- 入社年月
- 年収
- 健康保険証の種類
- 業種
- 職種
④ご契約方法の選択
- ご希望のご契約方法
Web契約
- プロミスはWeb完結申込が可能なので、来店せずに即日キャッシングができるのが良いところです。
- 申し込み完了後、本人確認書類などの必要書類をスキャナーやカメラなどで送ることになります。
- 通常なら書面で送られる利用明細などは、Web明細としてプロミスのホームページで確認することになります。
来店契約
- 審査結果が出た後に、自動契約機へ来店して本契約後、プロミスカードを発行してくれます。
- カードをその場で受け取ることができ、プロミスATMも併設されてるのですぐにお金を借りることができます。
⑤お借入れについて
- 現在の他社お借入れ
- 今回のお借入希望額
⑥メールアドレス・パスワードの登録
- メールアドレス
- パスワード
⑦審査結果のご連絡について
- 審査結果の連絡方法
「メール」か「勤務先電話」のどちらかになります。
プロミスからの連絡は非通知で連絡をしてくれるようになっていますが、出られると知られてしまう可能性があるので気をつけてください。
⑧書面の受取方法について
- パソコンまたは携帯電話よりプロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認
- ご自宅へ郵送
- お勤め先へ郵送
⑨アンケートにご協力ください
- よくご覧になる広告
任意以外の項目は必須項目なので、漏れや誤申告がないかを一度確認してから申し込みを完了してくださいね。
審査で聞かれることといえば
プロミスだけに限らないのですが、いざ審査へ申し込むといろいろなことを聞かれます。先ほどご説明したように、年収や住所、勤務先、雇用形態、家族構成まで結構詳細まで記入する項目があります。
他の金融機関でキャッシングをしている場合もここで、現在借りている金額を書かなくてはなりません。
「他の会社なんだからわからないだろう」と審査に影響することを恐れて虚偽の記入をしてしまう方もいますが、ほぼ確実にバレます。
なぜなら、金融機関の他にも「信用情報機関」という機関で情報を共有されているからです。そうなると審査に通る可能性はゼロになります。
勤務先に在籍確認の連絡
個人情報を入力した後、プロミスは審査に入ります。
信用情報機関に裏を取りながら、個人情報に虚偽の記載はないか、過去に返済未払などの金融事故を起こしていないか等といった審査の中に、勤務先への「在籍確認」というものがあります。
端的に言うと、申込者の勤務先へプロミスのスタッフから電話を掛けます。
「な、なんだって!?勤務先にバレるじゃないか!」と動揺してしまうかもしれませんが、プロミス側から名乗ることはなく、すぐに終わります。
在籍確認の例
例えば、以下のように行われます。
Prrrrr…あなたの勤務先「お世話になっております。株式会社〇〇でございます。」
プロミス「〇〇さん(申込者)はいらっしゃいますか?」 あなたの勤務先「申し訳ございません。〇〇は只今、席を外しておりまして…。」 プロミス「そうでしたか。では、あらためます。失礼します。」 |
このようにたった数回のやり取りで確認はおしまいです。
これでも厳しいという場合は、プロミスコールセンターに相談をすれば親切に対応してくれますので、一度ご相談してみてください。
月々の返済額はこれくらい
借金をしたら、もちろん返さなくてはいけませんよね。では、毎月どれくらい返済していけば良いのでしょうか。
最低2,000円から「残高スライド元利定額返済方式」
プロミスでは、「残高スライド元利定額返済方式」という返済方式を採用しています。
これだけ見ると全然わからないと思いますが、一言でいうと「残高に対して毎月の最低返済額が決まっている」というルールです。
図で表すと、以下の通りです(100万円以上は珍しいので省略しています)。
借入残高 | 毎月の返済額 | 計算例(1,000円未満切り上げ) |
1~30万円 | 借入残高×3.61% | 10万円×3.61=3,610円で、切り上げ4,000円から |
30~100万円 | 借入残高×2.53% | 50万円×2.53%=12,650円で、切り上げ13,000円から |
例えば、10万円の借り入れをした場合だと、その月の最低返済額は4,000円(3,610円が切り上げ)になります。
ただ、余裕があればどんどん繰り上げて返済することもできるので、利息が気になる方はどんどん返済していきましょう。
もし最低返済額も払えない状況があれば、「プロミスの返済が遅れそうな人必見!延滞するデメリットと回避する裏ワザ!」こちらも参考にしてください。
返済回数が多いほど実は払う利息も増える
上の表を見て、「借入残高が10万円なら、プロミスは月々の最低返済額が4,000円で楽だね!」と思う方も当然いらっしゃいます。
しかしその分、返済のたびにかかる利息の合計が増えていることはご存知でしたか?
プロミス公式サイトにある返済シミュレーションで計算してみました。
1ヶ月で完済
10万円を1ヶ月で完済すれば上乗せ分の利息は1,463円で済むので、101,463円の返済になります。
12か月かけて完済
一方、12か月かけて返す場合は毎月9,158円の返済になるので、合わせると109,896円の返済になるのです。
もし返済が遅れてしまった場合は?
キャッシングの返済が遅れた場合、「遅延損害金」というものが発生します。要するに遅れた分のペナルティとして少し高めの金利が適用されるわけです。
金融機関によって違いはありますが、プロミスをはじめとした消費者金融の場合は遅延損害金が20.0%(実質年率)となっているところが多いです。
この20.0%は法律で定められている金利の上限値でもあるため、これ以上の金利を要求してくる場合はすぐに警察や弁護士に相談することをおすすめします。
この遅延損害金は、前回返済をしてから次の返済期日までの期間が日割りで適用されます。
また、これは通常のキャッシングローンの金利に関係なく発生するので、借りている金額が大きいほど遅延損害金も大きくなります。ですから遅延損害金が発生しないように細心の注意を払うべきです。
なんらかの事情でプロミスの決めた毎月の返済額を振り込むのが難しい場合は、最低返済額や利息のみの返済で対応してくれるケースもあります。
返済は放っておかないよう、必ず対応するようにしてくださいね。
借金の返済が継続できない場合は?
どうしても借金返済の継続が難しいようであれば、「おまとめローン」や「債務整理」を検討する必要があります。
端的に言うと、前者が「自力で完済する」のに対し、後者は「弁護士の力を借りて完済する」あるいは「財産と引き換えに借金を帳消しにする」ことになります。
対策①おまとめローン
名前の通り、複数のキャッシングを1つの借入先にまとめるローンです。1つのキャッシングの借入先を乗り換える場合、借り換えローンや一本化ローンとも呼びます。
メリットとしては、①通常のキャッシングよりも低金利であること、②借入先が1つになるので管理が楽になる、③返済のみのローンなので借金返済に専念できる等があります。
一方、デメリットとしては、①審査を受ける必要があり通常のキャッシングよりも難しい、②返済のみなので急な出費に対応できない、③返済するペースが遅くなるので利息の合計が増える等があります。
一長一短とも言えるおまとめローンですが、本気で返済したいという意思があれば私はこちらをおすすめしたいですね。
対策②債務整理
債務整理は、弁護士に相談して借金の負担を軽減してもらう法的手続きです。近年はキャッシングの利用者が増えたことにより、債務整理の需要も上がってきています。
段階ごとで3種類に分けられ、任意整理、民事再生、自己破産があります。
弁護士法律事務所への相談は基本的に無料としているところが多いので、詳細は法律事務所へ直接聞いた方が早いでしょう。
注意事項として、債務整理を行うと信用情報機関へ記録され、少なくとも5年間はキャッシングやその他ローンの審査に影響してしまいます。
①任意整理
依頼をした弁護士が借入先の金融機関に交渉をして、およそ3年の返済期限を設ける代わりに、金利や利息をカットしてくれる法的手続きです。
それ以降に発生する利息や遅延損害金をカットして元金のみの返済となりますが、借金がなくなるわけではありません。
そのため、今後も毎月一定の安定した収入がある方でなければ申し込むことができません。
ただ、後述する民事再生や自己破産に比べて手続きが早く終わるのは魅力的です。
②民事再生
弁護士を介して裁判所に書類を提出し、借金残高の大幅な減額を認めてもらう法的手続きです。自己破産と違い、財産を保有したまま減額の手続きができます。
ただ任意整理と同様、借金は残るので、今後も安定した収入がある方であれば申し込むことができます。
③自己破産
民事再生と同様、裁判所に書類を提出し、借金返済を免責してもらう手続きです。
借金はなくなりますが、代わりに財産の大半が差し押さえとなり、職業なども制限されてしまいます。
「第二の人生」と言われるように1からの再スタートとなるので、弁護士とよく相談した上で決めましょう。
まとめ
ポイントをまとめると以下の通りです。
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申し込みから返済までの一連の流れがそれとなくわかっていれば、いざプロミスに頼るときに「借金は怖い」と不安になることもなくなります。
頭ごなしに否定するのではなく、仕組みを理解して、いざというときは返済計画をしっかりたてて利用しましょう!