大手消費者金融の中でも特に人気が高いのが、今回比較をする「プロミス」と「アコム」の2社です。これからカードローンを利用しようと考えている方は、「この2社のどちらからお金を借りようかな」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?」
そこで今回はプロミスとアコムの2社にのみフォーカスを当てて、隅から隅まで比べていきたいと思います。
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プロミスとアコムを表で比較
プロミス | |
金利 | 年4.5~17.8% |
借入限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
収入証明書 | 50万円以上から必要 |
即日融資 | 最短1時間 |
Web完結申込 | OK |
アルバイト・パート | 申込OK |
審査通過率 | 43.5%(2016年11月時点) |
アコム | |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
収入証明書 | 50万円以上から必要 |
即日融資 | 最短1時間 |
Web完結申込 | OK |
アルバイト・パート | 申込OK |
審査通過率 | 50.2%(2016年11月時点) |
金利
- プロミス:年4.5~17.8%
- アコム:年3.0~18.0%
ぱっと見ると、数字の大きい「上限金利」はプロミスの方が低く、数字の小さい「下限金利」はアコムの方が低いですね。金利の設定は後述する「借入限度額」が大きく関わっているのですが、同じ金額を借りるならプロミスの方が実はお得になっています。
なぜかというと、カードローンの年率は限度額によって決まるからです。カードローンの借入希望額が100万円未満の場合、適用される金利は上限金利になると言っても過言ではありません。プロミスの方が0.2%だけ低いので、わずかですが利息が安く済みます。
借入限度額
- プロミス:1~500万円
- アコム:1~800万円
プロミスよりもアコムの方が300万円も限度額が高いですね。しかしながら、限度額が最大まで増額されることはないと言い切ってもいいでしょう。大半の利用者は100万円をこえることすら稀です。
初めて利用する場合、借入限度額は10~50万円程度になることがほとんどです。そこから限度額を増やしたい場合は、半年以上の信用実績を積み重ねてから、増額するために再度審査を受けなければいけません。
プロミスもアコムも、インターネット会員ページから増額に手続きについて確認することができます。
審査時間
- プロミス:最短30分
- アコム:最短30分
どちらも最短30分で審査が完了します。ただし「最短」なので、実際には30~60分程度かかると思っていた方が良いです。
お急ぎの場合は、どちらも「Web申込」をおすすめします。
自動契約機でも最短30分で審査が完了しますが、審査を待っている間は自動契約機のあるブース内で待たなければならない点に注意してください。
収入証明書
- プロミス:50万円以上から必要
- アコム:50万円以上から必要
どちらも借入希望額が50万円以上になる際は、本人確認書類とあわせて収入証明書類の提出が必要です。収入証明書類は「源泉徴収票」や「確定申告書」がありますが、いずれも最新のものを提出できるよう用意しておかなくてはいけません。
逆に言えば借入希望額が50万円未満なら、お金を借りるには本人確認書類だけあれば、年収は自己申告で申し込むことができるというわけです。
ただし、審査申込後に収入証明書の提出を求められる場合があります。申込内容と収入証明書の内容にズレがあるとカードローンを使えなくなってしまうので、見栄を張って嘘の年収で申し込む等の行為はしないようにしましょう。
即日融資
- プロミス:最短1時間
- アコム:最短1時間
これも同じく、どちらも最短1時間で融資可能です。つまり最短30分で審査が完了してからカードローン発行まで、あわせて1時間程度かかるということですね。
お急ぎの場合、Web申込で審査結果が出るまでの間にお近くの自動契約機へ行けば、審査通過の通知を受けてからすぐにカードローンを発行することができます。プロミスもアコムも、人の多い駅の周りには必ずと言っていいほど自動契約機が設置されているので、場所には困らないはずです。
Web完結申込
- プロミス:OK
- アコム:OK
同じくどちらもWeb完結申込が可能です。プロミスもアコムも、ホームページから簡単に申し込むことができるようわかりやすいサイトになっているので、初めて申し込む方も安心してWeb申込をすすめることができます。
ただしWeb完結申込にすると、カードローンではなく振込キャッシングになる点に注意です。プロミスの場合は、「瞬フリ」サービスを利用することが便利です。
アルバイト・パート
- プロミス:申込OK
- アコム:申込OK
同じくどちらもアルバイトやパートの方のご利用が可能となっています。「年収や収入がこれだけしかないから申し込んでも審査に通らないんじゃないか」と不安を持つ方は多いですが、プロミスもアコムも「安定した収入」があればお金を借りることができます。
安定した収入とはその金額の多さに関わらず、「毎月一定の収入がある」ことが重要です。そのため、毎月の収入が仮に数万円だったとしても限度額を抑えて利用することができるわけです。
アルバイトやパートの方が申し込む場合は、借入限度額が年収の3分の1をこえないように気をつけて申し込まなければいけません。(関連:総量規制)
無利息期間
- プロミス:初回借入の翌日から30日間+ポイントサービス
- アコム:初回契約の翌日から30日間
同じくどちらも、初めての利用者は30日間の無利息サービスを利用することができます。この期間はいくら借りても利息が0円なので、30日以内に元金を返済すれば実質的な金利は0%ということになります。
ただプロミスとアコムで若干の違いがあります。30日の期間の始まりが、プロミスは「初回借入の翌日から」であるのに対し、アコムは「初回契約の翌日から」です。そのため、プロミスは契約してから任意の日にちに無利息サービスを利用し始めることができます。
また、プロミスは会員サービスでポイントを貯めることで、無利息サービスを再度利用することができます。
審査通過率
(2016年11月時点)
- プロミス:43.5%
- アコム:50.2%
プロミスやアコム等の大手消費者金融は、ホームページ内のデータブックで「成約率」というものを公表しています。これによると、プロミスの審査通過率は「43.5%」であるのに対し、アコムは「50.2%」と高めです。そのため、どちらかというとアコムの方が審査に通りやすいです。
わずかですがプロミスの金利の方が0.2%と低いので、それが審査通過率にも表れています。
まとめ
全体的に見るとプロミスとアコムには大きな差はなく、どちらもおすすめできるカードローンです。正直な話、一般的な社会人の方が初めてキャッシングに申し込むのであれば、よほどのことがない限り審査に通ることはできます。
しかし、金利や無利息期間、審査通過率には確かな差があります。借りる金額や、借入・返済をする場所やその頻度等も考えたうえで、自分にとって近くにある借入先を選ぶことを私はおすすめします。