初めて金融会社へ申し込むという方は、どのような業者が自分に適しているのか見極めるのが難しいはず。何度か利用したことのある方であれば何となく向き不向きが分かっているでしょうが、初めてでは分からないものです。比較するにもどんな点を比較すれば良いか分からないという方も居るでしょう。
初心者はまず金利の比較から入ってみましょう。消費者金融の金利と銀行の金利は少し差があります。ただ、金利の低い業者が最も良いのかというとそうではありません。利息が低いから優れているというわけではなく、低い方が返済もしやすくなりますよ、という事なのです。
消費者金融はどこも同じような金利になっていますが、プロミスのみ17.8%と低くなっています。金利だけで比較するとプロミスが一番良いという事になりますね。
初めてのキャッシングで審査が不安という方は、こちらの記事もご覧ください。
(キャッシングの審査が不安なあなた!審査の裏側と通りやすくなるコツを紹介!)
新規契約者がお得な業者を選ぶ
何度か金融業者を利用している方はまた違った選び方があるでしょうが、初めての方は新規契約者を対象にしたサービスに注目しましょう。
現在、消費者金融の中には新規契約者を対象に期間限定で無利息サービスを行なっている業者もあります。
アコムとプロミスは30日間、レイクは30日間と180日間の二つから選択できるようになっています。そしてノーローンでは一週間とそれぞれ期間がバラバラですので、必ず確認するようにして下さい。新規契約者と決まっていますので、過去に一度でも契約している方はこちらのサービスを受けることが出来ません。金利は返済に大きく関係してくるものですから、無利息期間中何度も借入・返済できるのは嬉しい事です。
プロミスやレイクではレディースローンも展開していますが、同じく新規契約者であれば無利息サービスを受けられます。※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
消費者金融と言えば即日融資!
金融機関を利用するならやはり少しでも早くキャッシングできる業者の方が良いと思うものです。現在、銀行よりも消費者金融の方がまだまだ融資スピードが早いため、こちらへの申し込みを検討するのが良さそうです。
即日融資を確実に受けるには午前中に手続きを完了させるのがベストです。ぎりぎりに申し込んでしまうと翌日に繰り越されてしまう可能性もあります。多くの消費者金融は14時までの申し込みとなっていますので、十分ご注意下さい。
しかし、プロミスのように指定された銀行に口座を持っている方であれば24時間いつでも融資してもらえる業者もあります。「どんな時でも金銭的な問題を解決したい!」と考えている方は、即日融資に長けている業者を見つけて契約をしましょう。ただし、計画的な借入を常に意識しなければなりません。
審査の通りやすい消費者金融を選ぼう
キャッシングは、消費者金融だけでなく銀行も扱っていますが、審査に通りやすいのは消費者金融の方です。なぜなら、銀行の方が低金利なので、申込者を厳選して審査する必要があるからです。
ただ金利に差があるとはいえ、そこまで大きな差ではありません。例えば、10万円を借りたとしましょう。銀行の金利は約14%、消費者金融の金利は約18%とすると、利息は数百円程度しか変わりません。年単位にしても数千円程度の差なのです。
審査に通れなかったときのことを考えると、出来るだけ借りやすい消費者金融を選ぶのは賢いと言えます。銀行が審査の通りやすさ、成約率とも言いますが、これを公表していません。しかし、消費者金融はこれを「IR情報」等で公表しています。
「プロミス」や「アコム」といった大手消費者金融は、およそ44~49%ほどの成約率です。つまり2人に1人は審査に通るということになります。さらに言えば、申込者全体でこの審査通過率なので、正社員だけでなくパートアルバイトの方も借りやすいということがわかります。
昨今の消費者金融はとても健全
消費者金融と聞くと、どうしても「サラ金」や「ヤミ金」をイメージする方が多いです。しかしながら、最近の消費者金融はとても健全です。2006年頃から始まった貸金業の法整備によって、いわゆるグレーゾーン金利はなくなりました。
それによってお金を借りるときの金利は、借りる金額によって上限が定められました。100万円以上借りるなら上限15%、10万円以上100万円未満なら18%、10万円未満なら20%というように、現在の利息制限法では定められています。
ちなみに、10万円を金利18%で1ヶ月借りたときの支払利息は、およそ1,500円しかありません。ですから、某ヤミ金漫画のように「トイチ」で借金地獄に陥るということは、現在ではほとんどありません。
大手消費者金融の多くは銀行グループ
実は、大手消費者金融の多くは、そのほとんどが銀行グループです。何か事件を起こしたら、その銀行の沽券に関わる重要問題になってしまうため、どこの消費者金融も健全なキャッシングを心掛けています。
銀行グループの大手消費者金融としては、「アコム」「プロミス」「SMBCモビット」「ノーローン」の4社が挙げられます。以前までは「レイク」も消費者金融でしたが、現在は新生銀行に取り込まれて、銀行カードローンとして扱われています。
また、「アイフル」は銀行グループではありません。ただ歴史の深い消費者金融でもあるので、信用度は高いと言えます。以前、ちょっとした問題を起こしたこともあり、現在は細心の注意を払っています。(気になる方は「アイフル ニュース」等で検索してみましょう)
消費者金融の選び方はサービスの違いで比較
実のところ、消費者金融はどれもあまり違いがありません。なぜなら、審査スピードや金利、限度額にあまり差がないからです。こうなると、比較対象はそれぞれのサービスの違いになってきます。
消費者金融のサービスで一番わかりやすいのは、「無利息サービス」です。初めての利用者は、初回借入から30日間は利息0円で、お金を借りることができるというサービスです。上記で挙げた中では、「アイフル」「アコム」「プロミス」「ノーローン」が扱っています。
原則として「初回利用時」限定の無利息サービスですが、「ノーローン」だけは少し勝手が違います。ノーローンは、「なんどでも1週間無利息サービス」を扱っています。借りたお金を全額返済すれば、1ヶ月に1度1週間の間は無利息で、なんどでも利用できるというサービスです。
消費者金融の代表的なサービス
サービスすべてを挙げたらキリがないので、詳細はそれぞれのホームページで見て頂ければ幸いです。ここでは、各消費者金融の代表的なサービスを一部抜粋してご紹介させていただきます。
プロミスの「瞬フリ」
プロミスの「瞬フリ」は、三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも振込みが可能です。
その使用条件は、「三井住友銀行」あるいは「ジャパンネット銀行」の普通預金口座を振込先に指定することです。プロミスは三井住友銀行グループの消費者金融なので、メインバンクが三井住友銀行の方にはおすすめしたいですね。
SMBCモビットの「WEB完結申込」
通常、審査には在籍確認という工程があります。これは、申込者が申告した勤務先が本当に合っているかを確かめるためです。具体的には、申し込んだ貸金業者から個人名で、申込者の勤務先へ電話を掛けます。
そこで申込者へ取次ぎをお願いします。ただし本人が出なくても在籍していると思われる反応がとれれば、確認終了となります。そこまで大変なものではないのですが、やはり勤務先に電話を掛けられることに強い抵抗感を覚える方は多いです。
そこで便利なのがSMBCモビットの「WEB完結申込」です。条件を満たせば、電話をせずに在籍確認を受け付けてくれます。必要なモノは、三井住友銀行あるいは三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行の普通預金口座、健康保険証、収入証明書類など多いですが、「電話されるのは嫌だ」という方にはおすすめしたいですね。