銀行と消費者金融のどちらで借り換えをした方がお得なのか。この質問をした時にほとんどの方が銀行と答えるでしょう。何故なら消費者金融よりも銀行ローンの方が低金利であるからです。
借り換えの一番のメリットが支払う利息を抑えることだと分かっている方は、まずどこの金融機関で行うかを考えた時に金利を見るはずです。確かにこの考え方は正しいです。自分が今組んでいるローンよりも金利が低いローンに変更しないのなら、何も借り換えする必要がないからです。
しかし、必ずしも銀行ローンの方がお得だというわけではありません。場合によっては消費者金融の方がお得になるケースがあるのです。そのケースについて紹介したいと思います。
※本ページにはPRが含まれます。
プロミスで借り換えするメリットとは
プロミスでローンを一本化するメリットは一体何なのでしょうか。金利を見てもやはり銀行の方がお得です。しかしプロミスは銀行よりも審査は圧倒的に早いです。借り換えローンをすると気にこの審査難易度はとても重要な要素となります。
実はローンを一本化する時の審査は通常のローンよりも厳しくなります。ただでさえ審査が厳しい銀行ローンなのにさらに審査が厳しくなる。審査を突破出来る人は大幅に少なくなるでしょう。どうしてもローンを一本化したいという方はぜひ消費者金融を選択した方が無難かもしれません。
最初に銀行の審査を受けてから消費者金融の審査を受ける。このように考えている方は少し危ないでしょう。何故なら銀行の審査を受けて落ちたという情報は消費者金融を受ける時には記載されるからです。つまり審査を突破する可能性もないのにむやみに審査を申し込みすると、ただ単に信用情報に傷をつけるだけになります。
借り換えは必ず使いたい制度
借り換えは借金をしている方なら必ず使いたい制度です。借り換えのメリットは実は利息を抑えることだけではありません。
- 返済日が月に一回になるので支払日の管理が楽になる
- 毎月の返済額が減る
- 借り入れ残高が段々減っていく
このようにメリットはたくさんあります。しかしローンを一本化する時は、必然的に借り入れ金額が多くなります。つまり利用限度額が少ない金融機関だと、少し利用しにくいかもしれません。その点で言えばプロミスの借り換えは利用限度額が300万円と非常に高額なので、おそらく不便だと感じることはあまりないでしょう。
借り換えはどこの金融機関で行うかも非常に大事ですが、まず何よりも借り換えを確実にすることが大事です。そういった理由からも、必ず審査に通る金融機関を見つけることを一番に考えましょう。
借り換えを利用する前に知ってほしい3つのコト
借り換えはメリットの多いローンですが、同時に利用していく上での注意点も多くあります。そのため、あらかじめ気をつけてほしいことを3つお伝えします。
先ほど言ったように、借り換えの審査は通常よりも難しくはなってしまいますが、それを理由にして申し込まないのはもったいないです。それは、せっかく毎月の返済を楽にするための少ない手段の1つだからです。
審査結果がどうなるかは別として、申し込まない理由はないと私は思います。
①借り換えローンは返済のみ
借り換えローンは返済のみを目的としたローンです。そのため通常のキャッシングローンのように、残高がある状態でさらにお金を借りるということができません。
プロミスのキャッシングローンは、契約した借入限度額内で自由に借入と返済ができます。返済をしながら、必要な時に追加で借りることができるので、とても使い勝手の良いローンです。
なので、申し込む前にこの違いを把握しておく必要があります。借り換えてからも同様の使い方ができると思い込んでいると、返済計画の立て方に大きな差ができてしまうからです。借り換えてからは、お金を借りる必要なく全額返済できるよう、無理のない計画を立てましょう。
②借り換えても劇的に変わるわけではない
借り換えることで確かに返済は楽になる部分もありますが、実際のところ劇的に変わるわけではないということを肝に銘じておきましょう。
借り換えのメリットの1つに「金利が下がって返済が楽になる」というものがあります。例えば、消費者金融で金利年18.0%でお金を借りていれば、借り換え後は金利年12.0~15.0%程度に下げることができます。ただ、毎月の返済額は数千円程度しか変わりません。
いくら楽になるとはいえ、借金は借金です。返済しない限り、借入残高は利息で増える一方です。借り換えで毎月の返済額が少なくなっても、返済するペースはむしろ早める気持ちを持ち続けましょう。
③100万円以下の借り換えはあまりメリットが無い
借入限度額が100万円未満の場合、10万円でも99万円でも適用される利息は実のところ同じなんです。
「え?金利は審査で決まるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は限度額で決まっています。利息制限法の第一条に、「10万円以上100万円未満の借入の場合、金利は年18.0%まで」という条文があります。そのため、消費者金融ではプロミスを除き、すべてこのような金利設定となっています。
そのため、借り換えローンでも上限金利が18.0%になっているものには注意が必要です。金利が低くならなければ利息も下がらないので、メリットがほぼなくなってしまいます。そういった場合は、銀行カードローンへの借り換えを検討しましょう。
借り換えローンの審査に落ちる人に当てはまる3つのこと
何度も言いますが、借り換えも1つのローンなので利用する前に審査に通る必要があります。
ただ、審査に落ちる人のパターンはだいたい決まっています。ですから今回は、よく当てはまる原因についてご紹介いたします。
①借入件数が4件以上ある
通常のキャッシングローン審査でも同様ですが、年収が相当高くない限り、借入件数が多すぎると審査に通るのは難しくなります。なぜなら、借入件数が多いというのはリスクが大きい状態だからです。
件数が多いということは自転車操業の可能性があります。それかよほどお金に困っている場合です。以前までの消費者金融ならポンとお金を貸してくれたかもしれませんが、現在は利用者がきちんと返済できるかを考えて審査を行っています。
ですから、もし借入件数が4社以上ある場合は、そのうちの借入が少ない業者から完済してしまいましょう。なかには事情を話せば限度額を増額してくれる業者もいるので、困った時は借入先にも相談してみましょう。
②短期間の申し込みが多すぎる
一度申込をした記録は、実は6ヶ月もの間信用情報機関で保管されます。そのため、その間の連続申込は「よほどお金に困っているんじゃないか」と怪しまれてしまいます。
信用情報機関というのは、個人が金融機関とした取引内容を記録する第三者機関です。この機関に記録された情報は、すべての金融機関が閲覧可能です。そのため、いつどこに申し込んだかが丸わかりというわけです。
怪しまれないよう、利用したい借り換えローンを1つに絞って申し込むようにしましょう。
③過去にローンで事故情報を残している
事故情報というのは、「返済の延滞」や「債務整理」がそれにあたります。要するにブラックリストに載るような違反行為をしてしまったことがあると、借り換えの審査に通るのは難しいです。
しかも申し込みの情報と違って、事故情報は少なくとも5年は記録されています。キャッシングだけでなくクレジットカードや携帯の分割払いも影響する場合があります。どこまでは審査に影響するかはわかっていないので、常日頃から返済や振込は遅れないよう細心の注意を払いましょう。
事故情報は所定の年数が経てば自動的に消されます。詳しくは「保管期間は6ヶ月~5年!3種類の信用情報について」こちらのページでもご紹介しているので参考にしていただければ幸いです。