消費者金融のキャッシングを選ぶ際に役立つ金利相場をご紹介。
大手消費者金融の下限金利と上限金利を知り、自分が理想とするキャッシングを見つけましょう。金利でキャッシングを選ぶ際には、ただ数字を見るだけでなく、無利息期間の有無も重要です。
消費者金融のキャッシングの金利を比較
金利 | 無利息期間 | |
プロミス | 4.5%~17.8% | 最大30日間&ポイント制 |
アイフル | 4.5%~18.0% | 最大30日間無利息 |
アコム | 3.0%~18.0% | 最大30日間無利息 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 無し |
ノーローン | 4.9%~18.0% | 完済するたびに1週間の無利息 |
消費者金融のキャッシングでは、上限金利だけ見るとプロミスが一番安くなっています。プロミス以外の大手消費者金融では、上限金利が18.0%と統一されているため、金利で選ぶ際には大差ないようです。
下限金利はアコムとSMBCモビットの3.0%が一番安くなっていますが、それぞれ限度額が800万円まで対応しているため、500万円が限度額の消費者金融の中では、プロミスとアコムのが4.5%で一番安くなっています。
上限金利17.8%のプロミスがお得!
プロミスのキャッシングであれば、上限金利が17.8%と大手消費者金融の中では一番安いのでおすすめです。加えて無利息期間も用意されているため、大手銀行カードローン並の低金利で借入可能です。
なるべく返済額を少なく済ませたいという方は、プロミスのキャッシングを利用するのがおすすめです。
プロミスの無利息期間について
プロミスは最大30日間の無利息期間(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)と、ポイントを貯めて利用出来る二つの無利息期間が用意されています。
他の大手消費者金融の無利息期間を見てみると、一度しか適用されないものが多く、継続利用で再度無利息が適用されるプロミスはお得です。
最大30日間初めての借入翌日から無利息
プロミスの30日間の無利息期間は、借入翌日から適用されるのが大きな特徴です。無利息期間が適用されるタイミングは、「契約日の翌日」と「借入の翌日」の二つがあります。
「契約日の翌日」から無利息期間の始まるキャッシングでは、契約してすぐにお金を借りなければ無利息期間が無駄に過ぎてしまいます。そのため、前もって契約だけ済ませておくことも難しいのです。プロミスであれば、初めて借入をした翌日から無利息期間がスタートするため、一日も無駄にすることなく、自分のペースでお金を借りることができます。
ポイントを貯めて無利息期間と交換
プロミスのキャッシングでは、利用を続けるとポイントが貯まります。貯まったポイントは無利息期間と交換することができ、大きな借入の前にポイントを貯めておくことで、利息を大幅に抑えられるという裏ワザがあります。
消費者金融のキャッシングの金利相場は?
消費者金融のキャッシングでは、上限金利は大体18.0%あたりで統一されています。
下限金利は限度額に応じて変わるため一律に言えませんが、500万円の限度額であれば4.5%程度が相場といえます。
銀行カードローンの金利相場は?
銀行カードローンは消費者金融よりも、業者によるばらつきが大きいのが特徴です。
上限金利は多くの銀行カードローンは消費者金融より安く、大体15.0%程度が相場といえます。下限金利は限度額によりますが、1000万円までの限度額に対応しているカードローンであれば、2.0%程度の格安金利で融資を行っています。
キャッシングの金利は審査の結果に応じても変動するため、審査について知っておくことは大切です。
(キャッシングの審査に落ちる人の特徴と対策!審査のカラクリ教えます!)
(キャッシングの審査基準を徹底解説!審査が不安な人は要チェック!)
キャッシングを比較する際に一番見るべきは金利です。数%の違いでも、年間を通してみると数万円の差に繋がります。
また、短期での借入を予定している方であれば、無利息期間の有無や内容が重要となるでしょう。
30万円程度のキャッシングなら上限金利が低いところを選べ!
こうして消費者金融のキャッシングを見比べてみると、どこもだいたい「4.0~18.0%」前後になっています。確かに下限金利は4.0%と低く、審査によってはこれくらいの低金利で借りられると思うかもしれませんが、実際はそう甘くはありません。
なぜなら、金利は借入限度額によって決まるからです。審査で決まるという意味では確かに間違ってはいません。しかし問題は、限度額が100万円以上にならなければ、18.0%の上限金利が適用されてしまうという点です。
詳しくは後述しますが、法律によって金利の上限が決まっています。そのため、「〇%~□%」という金利表示を見て「だいたいこれくらいの金利だろう」と思い込むのが一番危険です。
金利が安いかつ即日で借りられるところはないの?
「消費者金融だけど、金利が3.0~18.0%って表示されているから、10.0%くらいで借りられるかと思ったら18.0%だった」なんて話は、この界隈では珍しくありません。ですから、一番の解決策は上限金利が低いキャッシングを利用することになります。
そうなると、選択肢は自動的に銀行のキャッシングが中心になります。しかし銀行は金利が低いこともあって、消費者金融ほど審査は早いわけではありません。そこで候補として挙げたいのは、メガバンクを始めとした「即日融資可能」の銀行カードローンです。
例えば、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、金利が年1.8~14.6%なので、上限金利でも14.6%が適用されます。この時点で、消費者金融よりも3.0~4.0%近く安いです。また、バンクイックは審査が消費者金融並みに早いと評判ですから、「金利が安い」「即日で借りられる」この2つの条件を満たしています。
限度額によって金利の上限は決まっている
先ほど軽く触れたように、キャッシングで設定される金利の上限は借入限度額によって決まっています。これは利息制限法の第一条で決まっている最重要項目と言ってもいいものです。原文をわかりやすく引用すると下記の通りになります。
- 借入額が10万円未満の場合、金利は年20.0%まで(年二割)
- 借入額が10万円以上100万円未満の場合、金利は年18.0%まで(年一割八分)
- 借入額が100万円以上の場合、金利は15.0%まで(年一割五分)
消費者金融の金利を見ると「高すぎる」と思うかもしれませんが、彼らもちゃんと法律を守っています。2つ目の通り、10万円以上100万円未満のキャッシングはすべて上限金利の18.0%が適用されるというわけです。
借り換えローンで金利を安くする
すでにお金を借りていて、「今よりも金利を安くしたい」という利用者の声も多く上がっています。そういった場合は、金利の安い「借り換えローン」や「おまとめローン」を利用することで、今よりも金利を下げることが可能です。
借入件数が1社の場合は借り換えローン、2社以上の場合はおまとめローンを検討しましょう。今よりも金利が安くなることによって、毎月の利息の負担が軽くなるので、全額返済までの道のりが楽になります。
一つ注意してほしいのは、銀行カードローンや消費者金融のキャッシングと違い、借り換えやおまとめローンは返済のみのローンとなります。借入限度額内で自由に借入ができるわけではないので、以前よりもしっかりとした返済計画を組む必要があります。
頼れるならまずは身内に相談することをおすすめします
ただ、借り換えやおまとめローンも1つのキャッシングなので、審査があります。過去に、返済の延滞等の金融ブラックになるようなことをしていた場合、審査に通るのはもちろん難しくなります。これらの審査は必ずしも通れるわけではありません。
ですから、相談できそうな身内がいるならまずは相談することをおすすめします。金利が安くなるとはいえ、キャッシングはキャッシングです。借り換えても返済が続けられなければ、全額返済は夢のまた夢となります。出来ることなら一時的に立て替えてもらい、借用書等をきちんと用意して、自身の環境を見直しましょう。