融資してもらいたいと考えた時に金融業者へ申し込む方が多いと思いますが、どのようにしたら賢く利用できるものなのか。せっかくカードローンを利用するのですから、やはり少しでも賢く利用したいと思いますよね。賢く利用するのでしたら、金融業者をその目的に合わせて利用するというのが賢い方法かもしれません。
常に同じ業者からカードローンを使うのではなく、その都度申し込み先を変えていく方が効率的で良いでしょう。目的により利用する業者を変えるだけでも大きく変わってきますから、申し込む前に一度考えるようにしてみて下さいね。
一時的な利用や時間が無くて困っているときには、スピーディーな対応をしてもらえる消費者金融が良いと言えます。養育費や生活費の補てんといった繰り返し利用する場合は、金利の低い銀行の方が便利で使いやすいのではないでしょうか。
自由にお金を借りたいならカードローン
カードローンは、少額キャッシングで現在主流になっていて、近年利用者が増えています。その名前の通り、銀行や消費者金融からローン専用のカードを発行してもらうキャッシングです。
契約した借入限度額内で、いつでも借入と返済を自由に行うことができるという特徴があります。借りたい時はATM、またはインターネットから振り込んでもらうこともできます。返済は、期日を待たなくても余裕があるときに返済することができます。
このカードは、契約した銀行・消費者金融のATMだけでなく、提携しているコンビニATMでも利用することができます。さらに、ほとんどの場合手数料は無料となっているので、お金を下ろすときの手数料も気になる方には助かるカードです。
また、銀行カードローンはキャッシュカードとの一体型にすることもできます。特にメインバンクの「三井住友銀行」「みずほ銀行」は、キャッシュカード兼用型にすることができます。このおかげで、ぱっと見ではカードローンだとわからないメリットもあります。
カードローンを選ぶときに気にすること
銀行も消費者金融も、カードローンそのものの機能にそれほど違いはありません。違いがあるとすれば、金利とカードが手に入るまでの時間です。
金利の違いは、銀行と消費者金融にわかりやすく表れています。消費者金融の方が全体的に4%程度高くなっていますが、毎月の利息に換算すると、数百円程度のわずかな差です。長期間カードローンと付き合っていくのであれば、低金利の銀行へ申し込むと良いです。
逆に、一時的にお金を工面する目的であれば、カードが手に入るまでの時間と審査の難易度で選ぶ方が良いです。消費者金融はスピーディーな手続きが良いところで、審査は最短30分で結果が出ますし、契約手続きを含めても最短1時間程度で借入が可能です。
銀行カードローンは、自動契約機を使ってその場で発行できる一方で、郵送で送る場合もあります。郵送で送られてくる場合は、長いものだと10日かかることもあります。急いでいるときは金利ばかり気にせず、手元にくるまでどれくらいかかるのかを意識して申し込まなければいけません。
土日に借入するなら消費者金融
銀行にせよ消費者金融にせよカードローンそのものは便利ですが、いかんせん手元になければ振込キャッシングにするしかありません。ただ、銀行の場合は、土日に審査を行っていないこともあります。
フルタイムで勤務されている方は、まず平日に申し込むことができるかどうかを確認するべきです。街中に設置されている自動契約機は、遅くても21時から22時の間には閉まってしまいます。
土日に申し込む場合は、まずホームページで土日にも審査を行っているかを確認します。銀行によっては、翌営業日に審査を開始するところもあるので、申込前の確認は必須事項です。
審査を行っていても、その時間帯が平日より短いことがあるので、そこも注意です。
初めてのカードローンは「無利息」で
一部のカードローンでは、初回利用時に「無利息サービス」があります。文字通り、利息0円でお金を借りることができるサービスです。基本的に初回契約時から30日の間、金利と利息を気にすることなくキャッシングが可能です。
すごいのは、この期間中に全額返済すれば利息はまったくかからないことです。10万円借りても、期間内に全額返済すれば10万円そのままで良いわけです。ただし、この期間を過ぎてしまうと、残高の分だけ利息が生じます。
初回利用時のみと限定的すぎるのが玉に瑕ですが、これからキャッシングの利用を検討している方は、このサービスがあるカードローンの中から候補を絞ると、難しいことをあまり考えずに選ぶことが出来て良いですよ。
女性向けのカードローンもある
「レディースローン」などの女性向けカードローンは、消費者金融の一部で取り扱いがあります。具体的には「アイフル」や「プロミス」で、利用することができます。機能的には普通のカードローンとほとんど違いはありませんが、特徴がいくつかあります。
例えば、女性専用ダイヤルから申し込むことができます。初めてのカードローンに不安な女性には、女性オペレーターが親身になって相談にのってくれます。
また、アイフルの女性向けカードローン「SuLaLi」は、借入限度額が10万円となっています。衝動買いの癖があるとわかっていても、自分ではどうにもできないという方は、このカードローンなら10万円以上借金することがないので安全です。
審査の通りやすさで選ぶなら消費者金融
いくら便利なカードローンでも、審査に通らなければ利用することはできません。そのため、選ぶ基準の1つに「審査の通りやすさ」があります。先ほども言ったように、金利の差から、銀行よりも消費者金融の方が審査通過率は高いです。
審査通過率は、銀行や消費者金融からすれば成約率になります。この成約率を、消費者金融は「月次データ」等で公表しています。大手消費者金融は40~49%の間で、おおよそ2人に1人は審査に通っていることがわかります。
しかし一方で、銀行は成約率を公表していません。唯一、「新生銀行レイク」は公表しており、約33%となっています。レイクは銀行カードローンの中でも「借りやすい」部類なので、全体で見るとさらに低いというわけです。
カードローンは金利をチェックする
借入を行なう時に金利を確認する方が多く、最も低い場所で手続きを行なっていることでしょう。確かに、金利の低い場所の方が返済する際の負担も小さくなるので安心できますが、消費者金融の場合は似ているから比較しても仕方がないと思っている方はいませんか?
消費者金融の金利は高くなっていますが、その中でも安くなっているのはプロミスなのです。プロミスはサラ金の中でも最も金利が低くなっていますから、初心者におすすめのカードローンだと言えます。
また、アコムやレイクでは初めてカードローンを利用する方に対して無利息サービスを提供していますので、初心者にとっては非常にお得でぜひとも契約しておきたい業者だと言えますね。特にレイクは金利が他社よりも高くなっているため、無利息サービスを受けられるというのはとてもお得な事なのです。
借り過ぎてしまった時は?
利用していて借り過ぎてしまった場合、気持ちばかりが焦ってしまうことが多いですよね。カードローンを使っていたらいつの間にか借金額が膨れてしまっていた、という経験のある方も案外多いかもしれません。借り過ぎてしまったら、新規借入を避けるようにして返済を優先させるべきです。
現在利用しているカードローンよりも金利の低い場所を見つけて借り換えを行なうのも良いですし、複数からカードローンを利用している方はおまとめローンを組んで少しずつ返済していく方法をとった方が良いと言えます。借り過ぎてしまってそのままにしてしまうとますます金額が大きくなり、本当に返済することが難しくなってしまいます。そうならないように、普段からこまめに返済をしてしまうようにしましょう。
また、これからキャッシングに申し込みをするという方で、審査について詳しく知りたいという方はこちらがおすすめです。
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