キャッシングの審査では、信用情報の属性が重要です。
信用情報の属性とは、年収や勤務先の職種など、様々な要素から決まると言われています。
属性は、申し込み時に入力した情報をもとに、審査をする業者が設定しており、属性に応じて、審査に通らなかったり、限度額が低くなったりするようです。
審査の属性を決めるポイント
・年齢
・年収
・住居
・職種/勤続年数
・電話の種類
審査で評価されやすい年齢層
審査で一番評価されやすいのは、安定して働ける年齢層です。
具体的にいえば、20代後半から50代前半にかけてが、審査で一番評価されやすいと言われています。
20代前半も体力的に働き盛りといえますが、今後の収入が不安定になりがちなため、業者からの信頼は集めにくいようです。
また、50代前半を超えると、定年退職が近づくため、年収が大幅に下がる可能性があります。
短期的な融資であればまだしも、長期的な融資となれば難しいでしょう。
キャッシング業者の中には、年金が収入源でも融資を行うところもありますが、基本的に70歳を超えると、申し込みを受け付けていない業者が多いようです。
年収で借入限度額は変わる
安定した収入さえあれば、年収に関わらず審査には通りますが、年収に応じて借入限度額は変わります。
消費者金融では、総量規制という限度額を決めるルールがあるため、年収が低ければ限度額を高くできません。
限度額を高く設定出来れば、適用される金利は低くなるため、年収で評価されることは大切なのです。
住居形態について
住居の形態に応じても審査属性は変化します。
ローンを完済した持ち家を持っている方であれば一番評価は高く、賃貸であれば属性の評価は低くなります。
持ち家というのは財産として非常に価値があり、返済が難しくなった際にも、持ち家を処分することで返済は可能です。
また、賃貸では行方をくらませるのが比較的容易なため、審査での評価は低くなるようです。
職種や勤続年数は属性に大きく関係!
職種や勤続年数は審査において重要です。
大手企業など、長期的に安定した収入が見込まれる勤務先であれば、他社からの借入があったとしても、審査はかなり有利に進みますが、知名度の低い会社では、審査が特別有利に進むということはないでしょう。
また、一般企業に勤めている方よりも、公務員の方が収入の安定が見込まれるため、審査にはかなり通りやすくなるようです。
逆に、ギャンブル関係や水商売関係では、収入が不安定であることが予測されるため、審査はなかなか通らないようです。
勤続年数は長ければ長いほど信用されやすく、逆に新卒入社で1年目などでは信頼は得にくいでしょう。
退職率は、勤続年数が長くなればなるほど下がっていくため、業者からの信頼も得やすいようです。
このように、キャッシング業者は安定した収入にこだわっていることが分かります。
電話と信用度の関係
キャッシングの申し込みでは、連絡先を記入する必要がありますが、携帯電話の番号だけで申請するよりも、固定電話の番号も記入した方が評価は上がります。
そのため、実家に住んでいる方や、自宅に固定電話を引いている方は、二つとも連絡先を教えた方がいいでしょう。
自宅の番号を教えると、業者から連絡が行くのではないかと恐れるかもしれませんが、事前に行っておけば携帯電話にしか、連絡はいかないためご安心ください。
もっと詳しくキャッシングの審査基準を知りたい方は、(キャッシングの審査基準を徹底解説!審査が不安な人は要チェック!)を参考にしてください。
信用情報もキャッシング審査では大切
キャッシングの審査では信用情報も大切です。
信用情報は過去のローンの記録や、申し込み情報などが記録されているもので、融資を受ける前の審査では、どの業者でも信用情報をチェックします。
返済の遅延などを繰り返していると、信用情報の評価はどんどん下がっていき、今後の審査も通りにくくなります。
信用情報は人生の節目で必要になるため、評価を下げないように注意しましょう。
キャッシングの審査に落ちてしまって理由が分からないという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。(キャッシングの審査に落ちる人の特徴と対策!審査のカラクリ教えます!)